本場ドイツの新鮮ビール
ペットボトル生ビール
2ヶ月で1万本を販売、マスコミ6局が取り上げた新発想のペットボトル生ビール。鮮度が命と言われる生ビールを樽出しそのまま、鮮度を維持する特殊な専用ペットボトルで閉じ込めたマーベリックスビアステーションのドイツ本場の味をそのまま届ける「ペットボトル生ビール」です。樽出し当日に発送するため、とびきり新鮮で香り高い爽やかな旨味とコクをご家庭でお楽しみいただけます。
ペットボトルで樽出し直送
本場ドイツの純粋令生ビール
ビールの本場ドイツには、「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」と定めた法律「純粋令」が存在し、ペットボトル生ビールはその純粋令に則ったドイツの人気ビールを使用しています。ビールをとびきり新鮮な状態でお届けするために、他社では真似ができない充填方法、特殊な容器、生産当日の出荷など、こだわりにこだわって誕生したペットボトル生ビール。ここからペットボトル生ビールの開発ストーリーをご紹介します。
こんなビールが欲しかった!ペットボトル生ビール開発ヒストリー
グリーンエージェント株式会社
マーベリックスビアステーション
代表取締役 神田 喜暢(かんだ よしのぶ)
海外食品や酒類のインポート事業や卸売り・小売り販売をおこなっているグリーンエージェント株式会社の代表取締役、神田さん。コロナ禍で軒並み飲食店が休店に追い込まれ、ビールイベントも中止を余儀なくされた中、行き先のない輸入済みのドイツビールの樽の山に埋もれたことで、「ペットボトル生ビール」という大きな商機をつかむ。鮮度が命とも言われ、瓶や缶入りのビールはあってもペットボトル入りのビールが難しかった中、新たなペットボトル生ビールで一気にマスコミや世間の注目を集めることに。現在は、このペットボトル生ビールを誕生させた『マーベリックス ビアステーション』が拡張し、ビアレストランとして飲食事業も手掛けると同時に、この事業のフランチャイズ展開にも乗り出している。
ビールの鮮度と味について
ビールは大きく「エールビール」と「ラガービール」の2つに大別されます。「エールビール」は昔ながらの上面発酵を行う製法で、ペールエールやIPA・ヴァイゼン・スタウトなどが含まれます。一方、「ラガービール」は日本のメーカーに多い、比較的生産しやすい下面発酵タイプのビールで、おなじみのピルスナーやヘレス・ドルトムンダーなどが含まれます。エールビールは香りだかく爽やかで、ラガービールは喉ごしとコクが特徴と言われます。
ビールは酸素に触れると酸化しやすく、味や風味の劣化を引き起こしやすいのが取り扱いの難しさです。そのため、どのビールも鮮度が大切で、劣化しやすいために「新鮮であること」が美味しさの一つの基準ともなり、大量生産の缶入りビールや瓶入りビールがこれまでのビール容器の定番として使われていました。そこに登場したのが、大手ビールメーカーが開発したビール専用ペットボトルに入れたドイツビール、マーベリックスビアステーションの「ペットボトル生ビール」でした。
緊急事態宣言下、ドイツから届く
飲食店卸用のビール樽の山に啞然
2020年。世界を襲った新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言下の日々はまだ記憶に新しい。 海外食品や酒類のインポート事業を行っているグリーンエージェント株式会社の代表取締役、神田さんは頭を抱えていた。軒なみ飲食店が休店に追い込まれ、ビールイベントの中止が続く中、取引先である全国の飲食店やイベントで販売予定のビールがドイツから次々に輸送されてくるものの、行き場をなくして倉庫に積み上げられていたのだ。しょうがないと言えば、しょうがない。ただ、世界中に愛好家も多い、旨い本場ドイツの生ビールを誰にも飲んでもらうことなく廃棄するということに胸が痛んでしかたなかったのだ。 外出を控え、家の中で窮屈で息苦しい毎日をすごす人々の姿を考えるにつけ、せめて日常から逃れられる旨いビールを飲む瞬間をみんなに届けたいという想いが募った。
本場ドイツの旨いビールで
至極のひと時を届けたい
ビールといえばドイツ。ドイツでは今も有効な世界最古の食品に関する法律「純粋令」があり、その中で「ビールは麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」と決められている。この法律によってドイツのビールは、香草、香辛料、果実などの副材料を用いることなく純粋で質の高いビールが作られるようになり、世界最高レベルと評されるビール大国となった。
目の前に山積みにされているビール樽の山を見るにつけ、「この本当に旨いドイツの純粋令生ビールを何とかみんなに届けたい」「本場ドイツの本当に美味しいビールで、窮屈で息苦しい孤独な毎日から解放される極上のひと時を提供したい」という想いがついに実り、2020年春、ビールを近隣住民の方に瓶詰めにして届けるビールデリバリーの事業が始動した。ビールの小売り配達をするマーベリックスビアステーションの始まりだった。
日本全国にこの喜びを広げるためにビールの宅配事業を始動
ビールのテイクアウトと宅配を行う新事業の1号店、マーベリックスビアステーション上尾店のオープンに備えて、ビールの鮮度を維持する繰り返し使える瓶容器「グロウラー」を準備した。さらには、酸化を徹底的に抑えるために、大手工場レベルの「炭酸ガス置換充填」で、樽から出したての鮮度を容器に封じ込める装置も導入。こだわりにこだわったマーベリックスビアステーションの本場ドイツの純粋令生ビールは、2020年8月の開店とともに、毎月1000本以上の注文が入った。予想だにしない大反響だった。
日本全国の飲食店に卸す予定のドイツビールが次々に入荷されてしまい、この美味しいビールを飲んでもらうことなく廃棄するという最悪の事態に頭を抱えている逆境の中で始まった本場ドイツのビールのテイクアウトと宅配サービス。需要はどんどん拡大した。近隣の方に少しでも楽しんでもらえたら、そのくらいに考えていたのだが、「みんなこのビールを待っていたんだ」と知ることができた。「瓶では持ち運びにくい」「重いし運ぶのが大変」「離れて住む家族や友人にも届けたい」そんな要望もお客様から寄せられた。そして、このビールをより多くの人に届けたいという熱意は社員一同大きなものになっていった。
近隣へのバイク配達と店頭のテイクアウトだけでは届けられる人が限られる。コロナ禍で孤独で息苦しい毎日を送る日本全国の人々にこの楽しさを広められないか。神田さんの奮闘は続いた。ビールは非常に繊細で、鮮度を保つのが難しい。味はしっかり守られるが、瓶は重くて割れやすく、取り扱いも難しい。なんとか日本中の皆さんに届けられるようにならないものか。
缶入りも考えたが、納得のいく缶を見つけられずに断念。より多くの人に、このビールを楽しんでもらうために、日夜情報収集に奔走した。そんな中で出逢えたのが、酸化を最小限まで防ぐことができる特殊加工を施したペットボトルだった。鮮度を保つことができ、軽くて持ち運びやすいペットボトル。これにより、いよいよ2020年12月、マーベリックスビアステーションのとびきり新鮮なペットボトル生ビールが誕生した。持ち帰りのしやすい容器により、全国の人々にも手ごろな価格でビールを届けることができるようになったのだ。
注文は2ヶ月で1万本
マスコミ各社も押し寄せる注目度
本場ドイツのペットボトル入り純粋令生ビールは、なんと2ヶ月で1万本も売れた。そして、6局ものマスコミが取材に訪れマーベリックビアステーションの「ペットボトル生ビール」を取り上げてくれた。特殊なコーティングで酸素の透過を最小限に防ぐこの革新的なペットボトル生ビールは、世の中が待っていた商品だったのだ。瓶とは違って割れる心配がなく廃棄も楽。アウトドアにも最適で、持ち運びするにも軽い。飲んでいる途中にキャップを締めることもできる。
とは言え、味が悪ければこんなには売れない。本場ドイツが歴史をかけて培ってきた、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とした雑味のない爽やかで深みのある美味しさ。やわらかく香ばしい香り。それらが、自宅で、外出先で、気軽に楽しめるのだ。 一流のビール、一流の容器、他社では真似できない充填・出荷体制を組み合わせて、日本全国に新鮮な樽出し生ビールを届けるマーベリックビアステーション。その姿勢や熱意が世の中に受け入れられた証明でもあった。
樽出しの技と当日出荷で鮮度抜群売れても変えない、美味しさの原点
どんなに売れても、「本場ドイツの純粋令生ビールを最高鮮度で美味しく届ける」という姿勢は絶対に変えなかった。ドイツビールならではの風味をそのままお届けできるよう、特殊な生ビール充填機によってペットボトル内の酸素は全て置き換えてから樽出しのビールを直接ペットボトルに注ぎ込む。どんなに手間がかかろうとも、ゆっくりと時間をかけて静かに入れる。少しの空気も入らないように、容器いっぱいギリギリまでぴったりと入れる。詰める作業も独自の研修を修了したスタッフのみに限定している。早く多くのビールを詰めれば生産量は上がるが、少しでもよい状態のビールを楽しんでもらうため、徹底的に手をかけて味の良さを追求する。
それだけではない。注文いただいたビールは、なんと当日出荷を徹底している。私たちが日ごろ、店舗で購入する大手メーカーの缶ビールは、工場で生産されてから数週間かけて小売業者に届き、そのビールを口にするまで数か月かかることもある。このペットボトル生ビールは、樽から出したその日の出荷。とびきり新鮮な生ビールが鮮度抜群で手元に届くのだ。
マーベリックスビアステーションのビールはビール好きだけでなく、ビールが苦手な方にも試して頂きたい、苦みの少ない爽やかで香り高い厳選された本格ドイツビールばかりだ。自分へのご褒美に、大切な人への贈り物に、至極の一杯を楽しんでいただきたい。
★★★★☆ 大阪市 30代 会社員
自分へのご褒美に、本場ドイツのビールなので、ソーセージとじゃがいもを付け合わせに!気分を上げて美味しく頂きました。シンプルなデザインがおしゃれ。ドイツビールらしい柔らかで深みのある美味しさにテンション上がりました。グラスに注いでもいいし、ペットボトルから直接飲むとまた美味しい。軽やかなのに麦芽の風味が鼻から抜けていく感じがやっぱり好きです。
★★★★☆ 兵庫県 50代 経営者
夏ならキャンプや海などアウトドアに持っていくのもおすすめです。ペットボトルなので途中でキャップを締めれるのがなんとも嬉しい。ちょっとしたことなんですが、途中でキャップを締めて、またクーラーボックスに入れれば冷え冷えのまま、また美味しいビールが楽しめます。
★★★★☆ 兵庫県 50代 主婦
麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とするということで、贈り物にも最適だと思ってギフトに利用させていただいています。どこでも買える日本のビールとは違って、目新しく、混じりけのない素材本来の味を味わってもらえる「普段は買わなくても贈り物なら嬉しい」ギフトかなと選びましたが、大成功。送り先様にも喜んで頂けて、こんなビールなのよ、と話も盛り上がりましたよ。
ショップ紹介
グリーンエージェント株式会社
〒362-0005
埼玉県上尾市西門前288-1
海外食品や酒類の輸出入および卸・小売り販売を行うとともに、全国の飲食店にむけて、海外の様々な食品やお酒を提供。2020年、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言下で、新たにドイツ直輸入の生ビールとステーキのレストラン「マーベリックスビアステーション」の運営を始め、「ペットボトル生ビール」の開発を遂げる。自社ブランドのフランチャイズ事業も展開中。