無添加・無着色・ノンカフェインのハンドメイド・クラフトコーラ
優しい甘さとバラが香る真紅のクラフトコーラ『MotoCola』
「ハイビスカス」と「ダマスクローズ」の華やかな香り、ハーブの爽快さ、そして各種香辛料のスパイシーさも感じる優しい甘さのクラフトコーラ『MotoCola』。1つひとつ完全ハンドメイドにこだわったおいしさで、コーラ好きが選ぶコーラとして人気を集めています。一口飲めばコーラの概念がガラリと変わる唯一無二のクラフトコーラには、「飲む人の笑顔のモトになりたい」という作り手の熱い想いが込められています。
~妻と一緒に作り上げた世界に1つのクラフトコーラ~
良い商品が生まれる背景には、作り手の熱い想いとこだわりがあります。近年、人気を集めているクラフトコーラの中でも、ひときわ個性を放っている『MotoCola』。代表が独学でコーラづくりを学び、1年半をかけて完成させた完全オリジナルレシピは、優しい甘さの深い味わいと一緒に、バラやハイビスカスなど花の香りも楽しむことができます。妻のシナモン嫌いを克服するために、クラフトコーラづくりを極めた代表の五明さん。飲んでくれる人への想いを込めたモノづくりは、今も変わることはありません。
毎日を頑張る女性のためのコーラ
MotoCola株式会社
代表取締役 五明 基さん
兵庫県宝塚市出身。大学で機械工学を学んだ後、一般企業へ就職。コンビニ店長時代に、妻のシナモン嫌いを克服するため、クラフトコーラのオリジナルレシピ開発をスタート。友人・知人やコンビニの常連客から人気を集め、口コミでそのおいしさが広がっていく。より多くの人にこだわりのコーラを届けるため、クラフトコーラ専業メーカー『MotoCola』を設立。そのおいしさはテレビや各種メディアから注目され、知名度は一躍全国区に。日々多くのオーダーを受ける今でも、製造から発送手配までをすべて手作業で行い、1つひとつの商品に想いを込める姿勢を貫いている。
MotoCola 真紅のコーラ
ほんのりとバラが香る完全ハンドメイドのクラフトコーラ。シロップタイプになっており、炭酸水で割る他、水で割っても、牛乳で割ってもおいしく楽しめる。国産のてんさい糖が深く優しい甘みを生み出し、クセのないスパイスで飲みやすく仕立てられている。また、無添加・無着色・ノンカフェインであるのが特徴。カフェインが苦手な方から小さな子どもまで、飲み手を選ばない。「ハイビスカス」「ダマスクローズ」を使った"花のコーラ“としても人気で、風味の異なる別エディションもラインナップ。「エルダーフラワー」「カモミール」「ラベンダー」などのハーブ選びにもこだわった一品。
「ハイビスカス」と「ダマスクローズ」が香るハンドメイドのクラフトコーラ
コーラと言えば、多くの人がコカ・コーラやペプシコーラを思い浮かべるが、盛り上がりを見せているのが「クラフトコーラ」だ。定番のコーラでは飽き足らないコーラ好きからブームが湧き起こり、ここ数年で一気に火が付いた。「全国に400以上のクラフトコーラがありますが、その中でも専業でやっているのは数社程度。うちは、その数少ない専業メーカーの1つです」と話をしてくれたのは、MotoCola株式会社 代表の五明さん。全国区で知られるほど人気のクラフトコーラ『MotoCola』ブランドを作り上げた人物である。
商品ラインナップは限定エディションを含めて6種類あるが、中でも人気を集めているのが『真紅のコーラ』だ。その特徴は「ハイビスカス」と「ダマスクローズ」を使った花の香りと深い色合い。オリジナル配合された各種スパイスの風味とハーブの爽快さも魅力で、そのおいしさは格別である。
レシピ開発に1年半。
妻のために生み出した唯一無二のおいしさ
「コーラづくりは妻がきっかけ。妻のシナモン嫌いを克服したいと思って、自分でレシピを調べて作り出したのが最初です」と言う五明さん。もともとコーラが好きだったが、飲料メーカーなどでの経験はない。大学で機械工学を学び、工具の外資系企業でのサラリーマンや造園業を経て、コンビニ店長を務めていた時期にコーラづくりが始まった。
コーラにはハーブや柑橘類が使われているが、シナモン嫌いの克服にちょうどいいと思ったのがきっかけ。独学で研究を進め、センスと勘を頼りにオリジナルレシピが生まれた。愛妻家の五明さんは家族の食事も自分で作るほどの料理の腕前で、配合バランスが難しいレシピづくりにも、そのセンスが活かされたのだろう。次第に家族だけでなく友人にふるまう機会も生まれ、ウワサは口コミで広がっていった。知り合いの飲食店でも試してもらった他、コンビニ常連客にも評判が広まり、コーラ目当てに来店する客も途絶えなかったと言う。「こんなにみんなに喜んでもらえるなら販売してみよう」と思い、独立を決意することとなった。
「自分は運が良かっただけ」
無欲でこだわるハンドメイド
徐々に『MotoCola』の人気は高まり、メディアからも注目を集めるようになる。『KinKi Kidsのブンブブーン』『マツコの知らない世界』などテレビで特集されると、最大8ヶ月の予約待ちとなるほどの人気に。現在では毎日のように何十・何百という注文がECサイトからやってくるようになったが、五明さんは人の手を借りず1人で原料調達から製造、瓶詰、梱包、発送手配までをこなしている。「儲けようなんて全く思わないんですよ。家族が養えれば自分は十分ですから。そんなことよりも、想いを込めて作ってお客様1人ひとりに手渡しするように販売していきたい」と言う。
ハンドメイドの印象が強いクラフトコーラであるが、中にはレシピだけ作って、実際の製造は飲料メーカーに委託しているケースがほとんどである。「もともとコーラは、アメリカの薬剤師によって生み出されました。退役軍人の間で薬物やアルコール依存症が蔓延した時代に、おいしくて爽快感があり、神経を落ち着ける飲み物として作られたのがルーツです。私のコーラも同じように、楽しく飲んでちょっと特別な時間を過ごしてもらいたいんです」。“みんなの笑顔のモトになりたい”という想いから『MotoCola』と名付けた五明さん。欲のない人柄で、自分の力ではなく妻や友人・知人、コーラ好きで知り合った人のおかげで今の自分があると考えている。
毎日を頑張る女性のみなさんに、
ちょっとした特別感を味わって欲しい
子どもたちや自分のために頑張ってくれる妻への感謝を込めて作られた『MotoCola』。同じように、毎日を一生懸命に過ごしている女性のみなさんにこそ飲んで欲しいと五明さんは語る。花やハーブをベースにしたレシピには、飲む人を癒したい想いも込められているのだ。いつもとは違うちょっと特別な時間に、MotoColaでほっと一息ついてみるのはいかがだろうか。花の香りと柔らかい甘さが、心を落ち着けてくれるはずだ。
MotoColaはノンカフェインに仕上げられているので、就寝前にも飲んでいただける。さらに、無添加・無着色であるため、小さなお子さんでも安心の品質だ。シロップタイプになっており、『真紅のコーラ』の場合、原液1に対して炭酸水3で割るのがおすすめ。炭酸が苦手な方は水で割っても十分においしい上、牛乳で割る楽しみ方もある。また、バニラアイスやかき氷にかけるシロップとしても重宝する。お酒好きの人に人気なのがビール割り。他に、ブランデーにほんの少し垂らして風味を楽しむのもおすすめである。とにかく子どもからお酒好きまで、人を選ばないおいしさが『MotoCola』の魅力と言えるだろう。
手作りの少量生産でも、
いいものを適正な価格で届けたい
大量生産ではなく自分の目の届く範囲で、品質にこだわったモノづくりをしていきたいと言う五明さん。同様に、販売にも強いこだわりがある。先ほども紹介したように、手渡すように1人ひとりに商品を届けたいという想いから、1個1包装が基本となっている『MotoCola』。ECによる販売が大半で、商社や飲食店への卸はごく一部に限られている。
大量卸で売れ残りが出るのを避け、割引やバーゲンが必要ないように卸先を限定しているのだ。売れ残りは製造元である自分ではなく、最終的に店舗の負担になるため、安易に卸先を増やしていない。きちんと商品を味わった上で、お客様と対面で販売してくれる販売店や飲食店に限って取引をしているのだ。当サイトでも、こうして取材をした上で、作り手の想いが伝わる形で販売させていただく。
ブームではなく、クラフトコーラをカルチャーとして根づかせたい
人気アニメ『ダンジョン飯』とのコラボエディションの販売では、すでに多くの予約オーダーを受け、今までにないほどの反響が生まれている。1人では捌ききれないほど多くのオーダーを受けているが、この先も製造の外部委託や機械製造に頼るつもりはない。今でも「すべての注文にメッセージを返したい」と五明さんは言う。実際に、夫婦で購入者に手書きのメッセージを添えるなど、可能な範囲で個別対応をしている。
「クラフトコーラをブームで終わらせたくないんです。カルチャーとして根づかせていきたい」と語る五明さんは、同業界の有志が集まる『国際クラフトコーラ連盟』の活動にも精力的である。同業他社と共に全国でイベントや出店を行い、クラフトコーラのファン拡大に取り組んでいるのだ。その実績は着実に実を結び、原料に花を使っているつながりから、華道関連のイベントに招待されるなど、人脈が広がり続けている。
ありきたりじゃない、でも
ウソのないおいしさを作っていく
今回の取材を通して、この場では紹介しきれないほど、クラフトコーラの多くの魅力やモノづくりのエピソードを話してくれた五明さん。これからも手作りにこだわりつつ、新しい味を追求していきたいと言う。定番のコーラ味に寄せるつもりはなく、売りやすいジャンルに頼るつもりもない。そして最後に伝えてくれたのが“ウソのないモノづくり”へのこだわり。
残念ながらコーラづくりでもブランディングでも、ユーザーに受けるだけの作り方や見せ方が存在している。広告やプロモーションで、大げさに素材や製法へのこだわりをアピールする企業や商品がある。一方の『MotoCola』は、たとえ効率が悪くてもウソのないモノづくりを徹底して、ユーザーとの対話を大切にしていくスタンスだ。また、自分が関わる人が損をするようなやり方もしたくないと言う。量販店に卸さず、地道にクラフトコーラの普及に取り組み続けている五明さん。そんな職人気質な作り手が生み出すオンリーワンのおいしさを、ぜひ味わってみてはいかがだろうか。
ショップ紹介
MotoCola株式会社
〒664-0004
兵庫県伊丹市東野3-1
クラフトコーラ『MotoCola』の製造・販売を手掛ける専業メーカー。「ハイビスカス」「ダマスクローズ」の香りが、飲む人を癒す『真紅のコーラ』をはじめ多彩なエディションをリリース。リンゴベースでありながらスパイシーな『ブルーエディション』、パイナップルベースでフルーティな『イエローエディション』、ゆずベースに山椒を加えた香り豊かな『パープルエディション』などが人気。いずれもシロップコーラとなっているため、炭酸割り・水割り・牛乳割りなどで手軽に楽しめる。