魅力はデザイン性にもある。
高貴な素材であるローズに相応しいパッケージを。
テーマは「ダマスクローズ」と「和」の融合だ。
ローズと金色の扇が印象的な本体は、視覚的にも高級感をまとう。外箱は、京都の貼箱職人による手作りだ。日本の手仕事は、大量生産ではなく、一つ一つ心を込めて作られるENERGY ROSEと共鳴する。末広「すえひろがり」の扇には、使う女性の人生が末永く栄え、幸福になるようにという願いを込めた。
デザインにもこだわったのは、より商品を好きになってもらうため、そして、丁寧な「日本のモノづくり」の魅力を味わってもらうため。
海外での展示会にも積極的に参加し、同業者との意見交換も行っている。
「ローズの香りの強さ」には、驚かれることが多いという。

「世界中の一人でも多くの人にダマスクローズの魅力を発信し、『美しさ』のための幸福な時間を過ごしてもらうことが、私の目標です」

ローズドリンク、マッサージオイルなど、さまざまな形でダマスクローズを感じられる新商品づくりにも積極的に取り組む。

「本物のバラ」を知り、その香りに魅了される人が、世界中にあふれるように。田中さんの活動は続く。